じろうの備忘録

好きな風に書きます

虹ヶ咲と私の「夢」

 こんにちは じろうです。

 

 今回、ぎぬま*さん(NEXT_Ginuma)と生春さん(@Time_mrsi)主催の

 #明日へ夢を繋ごう

という虹ヶ咲アニメ2期前夜祭タグ企画に参加させていただこうと思い今回のブログ記事を書くことにしました。よろしくお願いします。

 

 突然ですが、皆さんは今回のタグ企画にも使われている「夢」という言葉にどのような印象を持っているでしょうか?

 

 私は「夢」についてあまり良い印象を持っていませんでした。

 

 生きていると度々色んなところで、「夢は持つべきだ」とか「諦めなければ夢は必ず叶う」だとか、そんな言葉を目にすることが多いと思います。

 

 正直言ってうんざりしてきませんか?

 

 「私は頑張って夢を叶えた、あなたも頑張れば夢が叶う」みたいなこと言われても、いやそんなん知るかよ、夢なんて叶わない奴の方が多いし、そもそも夢なんてない奴の方が大半なんだよ、そう言ってやりたくなります。

 

 自分も人に誇れる夢なんて持ってません。

 

 正直なことを言うと、自分はラブライブシリーズに多少上記のような夢の押し付けのような印象を受けていました。

 

 誤解しないで欲しいんですが、決してラブライブシリーズを嫌っているというわけではないですし、好きな曲だってたくさんあります。

 

 ですがやはり今までこのコンテンツが自分にしっくりきていなかったのは、物凄く真っ直ぐに「夢」を見つめている彼女たちが眩しすぎて見ていられなかったというのはあると思います。

 

 さて、自分は半年ほど前、ラブライブサンシャインがリアルタイムで放送されていた時期ぶりにラブライブに触れました。

 特に大した理由もなく、友人の家で暇だからという理由で、丁度放送されていたラブライブスーパースターの方を視聴しました。

 久しぶりに見るラブライブ!とても面白かったです。

 ですが、マイナスな意味に聞こえていたら本当に申し訳ないんですが自分の中では良くも悪くもラブライブだなという感想でした。

 壁にぶつかろうがそれを乗り越えて夢を叶えていこうとする彼女たちがやっぱり自分には眩しすぎて、自分はそこまでラブライブには情熱は注げないだろうなと思いました。

 でも面白かったのは間違いないしもう一個見てないラブライブがあるし見てみようかな。

 それが自分の虹ヶ咲との出会いでした。

 

 自分にとって虹ヶ咲のアニメは、今まで自分が感じていたラブライブへのイメージをひっくり返しました。

 それはひとえに「高咲侑」の存在があると思っています。

 

 

 スクスタを触っていた方なら、この子はあなたちゃんポジションのキャラなんだなと一発で理解できると思いますが、当時の僕はそんなこと微塵も知りません。

 

 そんな彼女の1話のセリフ

 

自分の夢は まだ ないけどさ…

夢を追いかけてる人を 応援できたら…

私も 何かが始まる!

 

 

 このセリフで私はこの虹ヶ咲に一気に興味を惹かれました。

 侑ちゃんはハッキリと明言しました。

「自分の夢はまだない」と

 こんなことを言うキャラクターはラブライブの中では異質の存在なのではないでしょうか?

 そんなキャラクターがこの先一体何を見せてくれるのだろうか。僕はワクワクしていました。

 

 そこからの全13話、自分にとって本当に大事で大切な13話になりました。

 同好会のみんなの夢を全力で応援する侑ちゃん、私はその姿に自分の姿を重ねてしまいました。

 誰かの夢を応援することが夢、そんな考えだっていいんだ、それを夢だと言い張っていいんだ、ということを私は侑ちゃんから教わりました。

 

 そこから自分のラブライブ全体の見方が変化していったように感じます。

 

 この記事を読んでくださってる方の中にも、自分は夢なんてないと思っている方がいると思います。

 ですが、この記事をわざわざ読んでくれるということは少なくとも何かしらのラブライブが好きなのではないでしょうか?いえ、別にラブライブでなくても構いません、きっとあなたにも好きなものはあると思います。

 その好きなものを応援することを夢だと言い張ってみませんか?

 人の夢を応援するということを軽く思わないでください。

 

 μ'sもあなたの応援がなかったら伝説になりえなかった。

 

 Aqoursもあなたの応援がなかったら東京ドームに立てなかった。

 

 Liellaもあなたの応援がなかったら何も始まらなかった。

 

 別に自分一人いなかったところで結果は変わらなかった、そう思う方もいると思います。いえ、ここまで大きなコンテンツとなると実際その通りでしょう。

 ですが、そんな一人ひとりの応援する気持ちが集まって、ラブライブに限らず様々なコンテンツは存在し、成長することができる。

 あなたの応援がなければ誰かの夢は存在できないんです。それはもう自分の夢と言い張っても良いんじゃないでしょうか。

 

 

 さて、明日からラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会二期が始まります。

 一期が放送されたときには虹ヶ咲の存在すら知らなかった自分にとっては、初めて周りと一緒にリアルタイムで見ることができる虹ヶ咲です。

 一期の終盤で自分が叶えたい夢を見つけた侑ちゃんと新しい3人を加えた12人の同好会の皆、そんな彼女たちの夢を全力で応援することが今の私の「夢」です。

 彼女たちがこの3か月間、一体どのような夢を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。